夢の中から、水の底から

NEWSと関ジャニ∞の間でグラグラゆれる自分を考察するためのブログです

十五祭に寄せて

きっと、あのときの彼らには「6人でやる」の一択しかなかった。私たち以上に複雑な気持ちを抱えて、ゆっくりグループの形を考える間も無く、とにかく目の前にあるものをやるしかなかったんじゃないか。それは考えては止まってしまうってだけだったかもしれないし、ある種の反抗や強がりだったかもしれない。でも、多分あのとき、メンバーにも私たちにも、想いを分かり合える人といっしょに、泣いたり笑ったりする場所が必要だった。笑え!って手をひっぱって、ここにいるでしょうが!って笑いとばしてくれる人が必要だった。

だからこそいま思う。もう何も約束しなくていいから、6人が自分たちの足で立てることはよくわかったから、思うようにしてほしい。本当はあのとき終わってしまったかもしれないものを、あんなに無理してくれたこと、あのときはああするしかなかったんだから、それが結果として続かなくても、わたしはそれを裏切りだなんて思わないよ。もう、十分。ありがとう。


2019年の夏が始まる。総決算の夏になるかもしれない。

GR8ESTメイキング、CUT、talking rock感想

まだ本編見てません。

 

メイキング見はじめて5秒で、「あ、やすいないんだ…」ということに気づき、「できそうな曲から」やっていこう、という始まり方にショックを受けました。

 

時期を考えれば当たり前のことだけど、5人でまずできそうなところからやってみる、そんな心細い状況だったなんて、想像もしていなかった。

 

しばらく見ていたら、亮ちゃんがずっと喋っていることに気づく。「これからの関ジャニは自分が引っ張っていきます」と表明するよりもずっと前から、引っ張っていたことを知りました。それは、やらなきゃ、頑張る、できる、という気持ちだけだったのかもしれないけど、関ジャムで涙を流したあの時まで、1ミリも寂しさを見せずに先陣を切っていた彼を、改めてすごいと思いました。

 

ツアーが始まって、1曲目、視線を上げないヨコ。きっと不安だったんだね。それでも最後の挨拶では、まっすぐ前を見て決意を語る姿に、ああ、やっぱりこの人はずっとグループを導いてきたんだなって。

 

4月から鉄壁の守りだったヒナ。なにかを振り払うようにトレーニングして、でも、「ここにいるでしょうが」は去年のどの言葉より力強かった。

 

大倉くんからは、ヤスくんをはじめとしたメンバーに向けてのシンプルで自然体で、深い友情と思いやりを感じて、私もこういう風に友情を表現できる人になりたいと思った。ヒナに肩を貸したのは、たまたまとなりにいたからじゃないと思う。

 

そしてマルちゃんが、すばるのパートを歌い忘れたことを猛省する姿を見て、この人は自分のことは高い高い棚に上げて、ファンのことだけ考えてくれていたんだな、と感謝しました。どう見たって自分だってぐちゃぐちゃだったのに。

 

最後に、ヤス。ほかのメンバーと違って、このツアーと自分の身体だけに向き合ってきたヤスは、きっと逃げ場がなかったよね。もちろん逃げる選択肢はヤスのなかにはなかったのだろうけど。でも、映っていたあなたの姿は、想像していたよりもずっとギリギリで、見ているだけで息を飲みました。talking rockで語った、ありのまま、自然体という考え。今回のメイキングにもたくさんたくさん見えて、ああ、メンバーはヤスの覚悟を本当にわかってくれたんだな、と涙がこぼれました。きっと今までだったら絶対にカットされただろうシーンが入っていたことも、他でもない自分が「ツアーはできません」と主張していたことを包み隠さず教えてくれたことも、ああ、この人たち信じていいんだな、私たちおいてきぼりじゃないんだな、って思えました。

 

名古屋で涙を見せたヤスと、そのヤスにストレートに「ようがんばった」と言った大倉くんと、「名古屋笑え!」と叫んだ亮ちゃん。あの数秒に詰まっていたと思う。そして、初夜で「気持ちは伝わったで」というマルちゃん。ヒナが倒れた日のヨコの姿に、彼らの20年以上の絆が見えました。表では照れていたって、奥深くでは思いやってるんだよね。

 

今はただ、お疲れさまという気持ちでいっぱい。今はインプットが必要で、そうじゃなきゃなにも出てこないんだとしても、これなら安心して待っていられる、そう思います。

 

 

NEWSからは降りたといいつつEPCOTIAに行ってきた

申し込むタイミングでは、確かにだいぶ冷めてはいたけど、それでも好きだったからね。


EPCOTIAツアーがさいたまスーパーアリーナでオーラスを迎えました。
私は静岡とさいたまで合計3ステージ参加しました。
静岡は、すばるの脱退記者会見があった日でした。


それ以来のステージ。
びっくりすることに、どんな衣装着てたとか、どんなセトリとか、ほとんど覚えていませんでした。


感想はというと、
テゴちゃん……天使すぎる………


TWINCLE STARのサビのキラッキラスマイル
チャンカパーナ
ロッコ移動中のキラッキラスマイル
HAPPY ENDINGの汗で濡れた髪やすっぴんに近づいた顔


それに、EPCOTIA 楽曲かっこよすぎる………


JUMP AROUNDやBLACK HOLEの、コヤシゲにシビアな歌割好き
BLACK HOLEのぐるぐるまわるダンス好き
EROTICAのまっすーのダンス好き


つまり、
まだテゴマスが好き!!!


しかし、味スタ行くのだろうか…
好きな人を見に行くべきか、嫌いな人は見ないでおくべきか…
誰かを嫌いになることなんて自然にあること。
それを否定する気持ちはさらさらないです。
無理に「好きにならなきゃ」なんて違う。
それは家族でも友人でもそう。友人の友人を好きにならなきゃいけない理屈なんてないよね。
そりゃ好きならより幸せだけど。


どう折り合いつければいいのか悩む。

すばるが脱退したらNEWSから降りたくなった件

4/15にすばるが関ジャニ∞から脱退を発表した日、
わたしは静岡に向かっていました。
NEWSアリーナツアー静岡公演のために。

NEWSについては、美恋出の新規というやつで、
4人のNEWS(というより手越くん)をきっかけに
6人のNEWS、8人の…と好きになったタチです。

10周年のあたりが絶頂で、NEWSコンのドームに満ちる
一体感が大好きでした。
手越くんの天使みたいな笑顔も、まっすーの偏屈なプロ意識も大好きでした。
今でもいい曲が多いと思うし、たまにしつこいと思いながらも4人の再出発にあたっての頑張りを尊敬していました。

嘘はなかった、そう言えます。

心が離れてきたのはいつからだろう。
たぶん2017年、ストレートな言葉で決意を語り、活動を充実していく関ジャニ∞に対して、
NEWSは、「ファンに感謝」「今が幸せ」というような発言ばかりで、活動が増えないことに苛立ってきたのが最初だと思います。
それでもたまに、手越くんが現状への不満をあらわしたりすると、「やっぱり応援したい」と思ってきました。

確実にボタンを押されたなーと思うのは、2017年のツアー前に起きた某メンバーのスキャンダル。
スキャンダル自体にというよりも、それと向き合わず、ファンから逃げるような姿勢に怒りを感じました。
そして、その年のツアーオーラス後のラジオ、同じくスキャンダルが出て、涙した手越くんのことを弄るような発言を聞いて、今では顔を見るのも嫌だ、という感情になりました。

真偽のわからない情報を鵜呑みにして、周りの雰囲気に流されて、そうかもしれません。

それでも昨日までNEWSを応援していたのは、NEWSを一緒に応援する、大事な、大好きな友だちがいたからです。

日曜、すばるの脱退で落ち込んでるわたしに、NEWSファンの友達が共感しなかったのは、仕方のないことかなと思いました。

でも昨日、KAT-TUNの東京ドームコンサートで、彼らの冠番組が復活することが発表されたことについて、それがネット配信だからと、バカにするような発言を聞いて、ああ、やっぱりだめだと思いました。

わたしは、それがどんな方向でも、何かに向かって進んで行こうとしているアイドルが好きです。
言葉で言うだけではなく、行動で示してくれる、結果を出して、「わたしはこの人たちが好き」と自信を持って言える、彼らを好きなわたしを肯定させてくれるアイドルが好きです。
この数日、何度関ジャニ∞が好きでよかったと思ったことか!
関ジャニ∞が素敵でいてくれることで、eighterである自分をも肯定することができているのです。
これは、今回の件があって初めて気づいたことです。

いつまでも進化しなかったり、不遇な環境のせいにしたり、ましてや他をバカにしたり、そんなんでは、彼らを好きなわたしを好きになれない。

もちろん、NEWSがKAT-TUNをバカにしてる訳ではないです。でも、アイドルとは混じり合えない私たちが、アイドルを応援することで得る思い出は、ともに応援する友達との思い出なんです。
NEWSにはこの数年、本当に元気付けられたし、ときめきも、そして友人との楽しい時間をもらいました。

NEWSで出会ったり、絆を深めた友達とのこれからを大事にしたいから、NEWSからは降ります。

さようならNEWS。
手越くんの天使みたいな笑顔、今でも好きだよ。
いつか、テゴマスが活動を再開してくれるのを心待ちにしています。
いつかNEWSとしても殻を破ったとき、また戻ってくるかもしれません。
それまでは、テゴマスのらじおのイチリスナーになります。

ありがとう!

4月15日からの数日間でわたしがやったこと

1.とにかく現実であるということを叩き込む
録画した会見リピート
ファンクラブ向けメッセージリピート
ほかの人のTweetやブログを読む

2.とことん落ち込む
まわりのヲタクに愚痴る
泣ける曲を聴く(青春のすべて、今、Answer、ノスタルジア…)

3.思い出に浸る
過去DVD鑑賞
過去インタビュー記事鑑賞

4.現場に行く
泥棒役者」当日券で観劇

だんだんと、私は本当に悲しいのではなくて、悲しい自分が楽しいんだと思えてきました!
これからもヲタクライフは続くし、関ジャニ∞のことは応援します。
せっかくだから、Gのピンチを一緒に楽しむつもりで!


トピック「渋谷すばる」について

もしもすばるが関ジャニ∞をやめなかったら

後戻りできない現実だとわかって、ファンは無力だととことん落ちこんで、それでも納得ができないから、
「もしもすばるがやめなければ…」「もしやめなくても…」「もしもあの時、…」とありもしないことばかり考えた。
そのほうが、「あの時のあれは…」と考えるよりもずっと楽だから。
歌詞やwebの言葉を深読みしたり、今まで気づかなかった表情の変化を見つけたり、
後から見れば見るほど今回の件は必然なんだと思うと同時に
何も気づけなかった自分が本当にばかみたいに思えてくるから。

すばるが辞めるなんて、考えてもみなかった。
それは、大げさじゃなく、関ジャニ∞はすばるのためなら何でもしたし、どこへでも行くグループだから。
すばるのために作られたグループじゃないのは確か。
でも、メンバーそれぞれが、すばるのために人生かけてたと思う。
すばるのために楽器練習したし、すばるのために傷ついたこともあっただろうし、
すばるのために本来の自分じゃない役割を演じたこともあったと思う。

私は錦戸さんのファンだから、どうしても考えてしまう。
あのとき、関ジャニ∞に専念した決断は何だったのだろうと。

でも、いろんな感情が何周もして、少し落ち着いてきたとき、
「もしもすばるがやめなければ…」と考えたら、
正直なところぴんとこなかった。

もしもすばるがやめなければ…

2017年から、関ジャニ∞は変わろうとしてた。
けど私には、その後の関ジャニ∞は見えていなかった。
嵐のように国民的グループになるのも違うと思ったし、
海外で活躍することも想像できない。
きっと、この数年の延長線上で、少しずつバンドとしてのスキルを上げ、
国内のミュージシャンたちとコラボし、
ヨコヒナは少しずつグループの前線から引いた立場になって、
まだ世間的には人気者とは言えないヤス、マル、大倉くんあたりがそれぞれのキャラを確立して有名になる。
そんな程度だろうと思っていた。
そうしながら、きっと、「もっと自分たちの色を出したい」といった亮ちゃんと、
関ジャニ∞はアイドルやから、自分の好きな音楽だけやるのは違う」というすばるが
ぶつかったりなんかもしたのかな。

もしもすばるがやめていなければ…

もしもすばるがやめていなくても…

やっぱり必然なのかも…

少しずつそう思えるようになった。


すばるは関ジャニ∞を壊したくないから、自分の夢を7人で追うことはしたくなかった。
すばるが関ジャニ∞を置いていくのではない。すばるが行こうとしている先が関ジャニ∞とは違う場所なだけ。
わかればわかるほど、メンバーの気持ちを思って胸が張り裂けそうになる。


確かに、すばるのおかげで、メンバーは関ジャニ∞で夢を見れたのかもしれない。
でも、同時に、メンバーのおかげですばるも夢を見れたんじゃないかな。


6人の関ジャニ∞は新しい夢を探さなければならない。
それは、これまでよりも難しいかもしれないけど、
すばるがいたかもしれないこれからよりは、少しわかりやすくなったと思う。
すばるがいればたどり着けたかもしれない場所に、わたしは6人でもたどり着けると思うよ。
これからも応援します。