夢の中から、水の底から

NEWSと関ジャニ∞の間でグラグラゆれる自分を考察するためのブログです

もしもすばるが関ジャニ∞をやめなかったら

後戻りできない現実だとわかって、ファンは無力だととことん落ちこんで、それでも納得ができないから、
「もしもすばるがやめなければ…」「もしやめなくても…」「もしもあの時、…」とありもしないことばかり考えた。
そのほうが、「あの時のあれは…」と考えるよりもずっと楽だから。
歌詞やwebの言葉を深読みしたり、今まで気づかなかった表情の変化を見つけたり、
後から見れば見るほど今回の件は必然なんだと思うと同時に
何も気づけなかった自分が本当にばかみたいに思えてくるから。

すばるが辞めるなんて、考えてもみなかった。
それは、大げさじゃなく、関ジャニ∞はすばるのためなら何でもしたし、どこへでも行くグループだから。
すばるのために作られたグループじゃないのは確か。
でも、メンバーそれぞれが、すばるのために人生かけてたと思う。
すばるのために楽器練習したし、すばるのために傷ついたこともあっただろうし、
すばるのために本来の自分じゃない役割を演じたこともあったと思う。

私は錦戸さんのファンだから、どうしても考えてしまう。
あのとき、関ジャニ∞に専念した決断は何だったのだろうと。

でも、いろんな感情が何周もして、少し落ち着いてきたとき、
「もしもすばるがやめなければ…」と考えたら、
正直なところぴんとこなかった。

もしもすばるがやめなければ…

2017年から、関ジャニ∞は変わろうとしてた。
けど私には、その後の関ジャニ∞は見えていなかった。
嵐のように国民的グループになるのも違うと思ったし、
海外で活躍することも想像できない。
きっと、この数年の延長線上で、少しずつバンドとしてのスキルを上げ、
国内のミュージシャンたちとコラボし、
ヨコヒナは少しずつグループの前線から引いた立場になって、
まだ世間的には人気者とは言えないヤス、マル、大倉くんあたりがそれぞれのキャラを確立して有名になる。
そんな程度だろうと思っていた。
そうしながら、きっと、「もっと自分たちの色を出したい」といった亮ちゃんと、
関ジャニ∞はアイドルやから、自分の好きな音楽だけやるのは違う」というすばるが
ぶつかったりなんかもしたのかな。

もしもすばるがやめていなければ…

もしもすばるがやめていなくても…

やっぱり必然なのかも…

少しずつそう思えるようになった。


すばるは関ジャニ∞を壊したくないから、自分の夢を7人で追うことはしたくなかった。
すばるが関ジャニ∞を置いていくのではない。すばるが行こうとしている先が関ジャニ∞とは違う場所なだけ。
わかればわかるほど、メンバーの気持ちを思って胸が張り裂けそうになる。


確かに、すばるのおかげで、メンバーは関ジャニ∞で夢を見れたのかもしれない。
でも、同時に、メンバーのおかげですばるも夢を見れたんじゃないかな。


6人の関ジャニ∞は新しい夢を探さなければならない。
それは、これまでよりも難しいかもしれないけど、
すばるがいたかもしれないこれからよりは、少しわかりやすくなったと思う。
すばるがいればたどり着けたかもしれない場所に、わたしは6人でもたどり着けると思うよ。
これからも応援します。